一葉田子

一つ葉タゴなのか一つバタゴなのか、島外の知り合いに聞かれた時に困ってしまいました。

ヒトツバタゴという単語で覚えてしまっていたので、それまではまったく気にしていなかったのですが、対馬に住んでいて説明できないのは何なので、調べてみました。

正解は前者。同じモクセイ科の「トネリコ」という植物に似ており、トネリコの葉が複数に対して、ヒトツバタゴの葉は一つだからだそうです。

なので、ヒトツバトネリコという名称でもよかったのでしょうけど、なぜか「タゴ」がくっ付いています。

タゴは田子と書くそうで、地域によっては田んぼの脇に生えていて、刈り取った稲の稲架(はざ)にしていたことに由来するみたいです。

トネリコは日本原産の植物ですが、東北・中部地方の植物なので、トネリコだとかタゴだとかという言葉は対馬に無く、内地で生まれたヒトツバタゴという呼称が対馬に入ってきたんでしょうけど(命名者が江戸時代の尾張の人で木曽川流域の自生木を見てヒトツバタゴと付けたのであろうという推測から)、昔、対馬では何て呼んでたんでしょうね。ウミテラシ(海照らし)なのでしょうか。または、鉈が折れるくらいに固い材木なのでナタオラシでしょうか・・・。

ともかく、この時期の佐護のヒトツバタゴも綺麗です。特に井口のは。
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井口のK.Sさん宅のヒトツバタゴ
by sagoku_tsushima | 2011-05-10 00:27 | 佐護の自然

国境の島・対馬の最西北端に位置する対馬市上県町佐護区。佐護の魅力や佐護を盛り上げるための活動・イベント情報をお届けします。


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