本の紹介

土用の丑の日を前に、佐護川ではウナギfisherたちの姿を目にします。夜、涼みながら釣りするのは気持ちいいでしょうね。

今日は、ツシマヤマネコの新書『ツシマヤマネコって、知ってる?』の紹介を。

太田京子さんという東京にお住まいの児童文学作家が、7月31日に岩崎書店から出版します。

太田さんは、2008年11月に開催された「野生生物保護学会長崎大会」の折、対馬にヤマネコのことを学びに来島されました。縁あってか、その後、ヤマネコの著書出版を決意され、昨年1年間をかけて、取材・執筆活動された労作です。

ヤマネコが、対馬の森、里、海の豊かさによって支えられ、対馬の人たちと共に生きてゆく、シンボル的な存在であるという視点から、実に幅広く、そして奥深く、なおかつ、児童書として、子供から大人まで誰でもわかりやすく、柔らかい表現で執筆されています。

その中で、何と、佐護区が取り組んでいる千俵蒔山草原再生プロジェクト、佐護ヤマネコ稲作研究会、佐護湊にお住まいのNPO法人ツシマヤマネコを守る会の山村辰美会長、佐護中山の農家・神宮正芳さん等々、佐護での活動や佐護人紹介がたくさんあります。

太田さんの著書を読んでみると、改めて、佐護ってすごいとこだなと感じさせられます。

また、カバーのヤマネコの写真は、動物写真家の川口誠さんが撮影したもので、しかも、佐護の田んぼで撮られたものです。

佐護は、対馬の中で最もヤマネコが多く生息する地域です。「ヤマネコはたくさんおる。減ってなんかない」とおっしゃる方がいますが、それは佐護だからです。対馬全体にたくさんいるのではなく、下島にはほとんどいませんし、上島の南部も少なくなっています。今でもヤマネコが佐護にたくさんいるということは、区の誇りであると思います。

太田さんの著書は、お奨めですので、是非ご一読ください。そして、区の誇りを次世代につなぎましょう!

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太田さんの本
by sagoku_tsushima | 2010-07-23 01:18 | 佐護の自然

国境の島・対馬の最西北端に位置する対馬市上県町佐護区。佐護の魅力や佐護を盛り上げるための活動・イベント情報をお届けします。


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