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1900g!

3/2、いっきに200g記録更新です。

更新者は井口在住で理容師のK.K氏。

くやしい!

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で、でかい!
# by sagoku_tsushima | 2009-03-03 18:06 | クロ(グレ)釣りチャンピオン

快晴

昨日、野焼き現場の最終確認を行いました。防火帯に残った伐採木を取り払ったり、草が伸びていて延焼しそうなところの刈払いをしました。

その日は、雲一つもない快晴。空と海峡の青と草原の褐色のコントラストが素晴らしく美しい日でした。

来週の野焼きの日に「3月1日に野焼きしとけばよかった」と言われないよう、私のハレ男の強運ぶりを見せつけねばなりません。ちなみに、佐護区の青年部長は厄年ですので、「あやつは山頂に入れない方がよいのでは」という意見が出始めています。厄年とは、周りから何かと茶化されますね★

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野焼き1週間前の千俵蒔山
# by sagoku_tsushima | 2009-03-02 18:23 | 千俵蒔山草原再生プロジェクト

野焼き会議

3/8(日)、千俵蒔山山頂において野焼きが行われます。

その協力依頼、段取りや役割分担の確認のため、2/24夜、「野焼き会議」を佐護住民センターで開催し、各区の区長、区民有志、分団長、消防本部佐須奈出張所、警察署、上県地域活性化センター地域支援課のみなさんにお集まりいただきました。

野焼き会議_c0196087_2162287.jpg


明日は、野焼き現場の最終確認。

いよいよ1週間後です。区長をはじめ区役員にとっては、相当の苦労と責任感がのし掛かっている状態ですが、火を付けるという行為は血が騒ぎますね。当日は快晴になることを祈ります。

なお、当日は「事前に登録されたボランティアスタッフ以外」の入山は禁止されます。くれぐれもお気を付けください。
# by sagoku_tsushima | 2009-02-28 21:06 | 千俵蒔山草原再生プロジェクト

シンポ終わる

 2/22、「千俵蒔山草原再生シンポジウム」が盛況のうちに閉会しました。事務局としてはホッとしているところですが、総合討論の司会で、「佐護区長の前田です」と失言してしまい、やっちまったわけです。その後、私が次期区長をねらったいるといううわさになっていますが、そんなことはありませんのでみなさんご安心を。

 さて、瀬田信哉さんの基調講演の中で、日本における対馬の位置づけについてのお話がありました。とても考えさせられたのですが、対馬が大陸と九州とつながったままで、対馬暖流が日本海に流れていなかったら、日本の自然はどうなっていたのだろうか、つまり、対馬という島ができたからこそ、日本の自然は多様で豊かになったのだと。そういう視点で対馬を捉えると、素晴らしい島に思えてしかたがありません。

 また、「自然は寂しい。しかし人の手が加わると暖かくなる」と民俗学者の宮本常一氏の言葉を引用しながら、日本人の原風景についてのお話がありました。

 日本人の風景に対する感性というものは、自然にできたものではなく、長い時間をかけ、人が自然に働きかけてきたことで築かれたものですが、生活様式の変化によって、普通にあった風景が普通でなくなっている、失われつつあります。つまり、今の子供たちは、私たちとは全く違う風景の中で育ち、私たちとは違う感性を持ってしまう。それは同じ日本人としてとても寂しいことではないかと思いました。

 特に、日本の田園風景で失われた最大のものは、森林や田畑ではなく、草原であるそうです。かつて草原は国土の11%を占めており、里山のいたるところに草原があったと言われます(今では国土のわずか1%に激減)。ということは、日本人の自然観の中には草原というものはとても重要な要素の1つであったわけです。

 千俵蒔山の草原も、1947年から比べると約93%失われています。つまりは、佐護の子供たちの風景感もずいぶん変わってしまっているわけです。

 全国草原再生ネットワークの高橋佳孝さんは、復活させた千俵蒔山の野焼きや雑木伐採作業に佐護の子供たちを参加させることが大事だとおっしゃっていました。確かに、子供たちに「ああ、千俵蒔山の草原は美しい、やすらげるな」という感性を今持ってもらわないことには、千俵蒔山の草原も将来にわたって守ることはできなくなります。

 今、私たちが何をすべきか、どう行動すべきか。このシンポジウムではそういったことが見えてきたのではないかと思います。千俵蒔山の草原再生は、これからが正念場ですが、みなさんのご理解とご協力をよろしくお願いします。
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# by sagoku_tsushima | 2009-02-25 22:35 | 千俵蒔山草原再生プロジェクト
 千俵蒔山の草原は今、滅び行く危機にあるのをご存じでしょうか?

 このままでゆくとあと数年で美しい草原を観ることができなくなります。

 千俵蒔山は、壱岐対馬国定公園の一部、長崎県重要里地里山の一つに指定されるほどの美しい草原景観を有していました。しかし、機械化農業の進展等により急速に森林化が進み、今では山頂部にわずか7.4haの草原を残すのみとなってしまいました。また、草原環境に適応・依存してきた動植物の生息環境が悪化することで生物多様性が低下し、悠久の時間をかけて築かれてきた草原管理の知恵・技術・人と草原の関係性など文化的な多様性も失われつつあります。

 千俵蒔山の草原景観、生物多様性、文化多様性を将来にわたって維持・継承するためには、佐護区民をはじめとする対馬市民の関心を高め、千俵蒔山の価値、草原再生の意義や可能性、方向性をみなで共有するとともに、各主体の役割に明確にしながら連携を強化する必要があります。
 そのため、区民・市民、行政、専門家を交えたシンポジウムを以下の通り開催します。お誘い合わせの上、多数のご参加をお待ちしております。
2/22千俵蒔山草原再生シンポジウムを開催します!_c0196087_19375619.jpg


1. 基調講演「野焼きの美学」 前・(財)国立公園協会理事長 瀬田信哉

2. 総合討論「千俵蒔山の未来に向けて-その魅力を知る・伝える・分かち合う」

○話題提供者・パネリスト:
 「千俵蒔山草原再生プロジェクト」 
  佐護区長 平山美登
 「千俵蒔山の自然」 
  対馬の自然と生き物の会会長 國分英俊
 「千俵蒔山の歴史・文化」 
  郷土史家 永留久恵
 「草原再生の全国的動向と課題、そして未来」 
  全国草原再生ネットワーク会長 高橋佳孝

○コーディネーター:佐護区事務局長 前田剛

■開催日時:2009年2月22日(日)13:30~16:30(開場13:00~)
■会場:佐護小中学校体育館(長崎県対馬市上県町佐護)
■主催:佐護区
 共催:対馬市
 後援:スカイクラブ対馬・対馬市消防団上県地区本団・対馬市消防本部・佐護小中学校・佐護校区青少年育成協議会・長崎県・九州地方環境事務所
助成:全労済地域貢献助成・(財)自治総合センター環境保全促進事業助成・(財)松園尚巳記念財団地域振興事業助成

【問い合わせ先】℡:0920-84-5577(佐護区事務局 前田剛 ℡:0920-84-5577)
# by sagoku_tsushima | 2009-02-10 19:37 | 千俵蒔山草原再生プロジェクト

国境の島・対馬の最西北端に位置する対馬市上県町佐護区。佐護の魅力や佐護を盛り上げるための活動・イベント情報をお届けします。


by sagoku_tsushima